京都武田病院 人工関節センターのご案内
 わが国では65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合(高齢化率)が約25%となり、世界でも有数の「超高齢社会」に突入しました。そして、いかに健康寿命、すなわち健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を保つかが重要な課題となっています。
 健康寿命を脅かす大きな要因として下肢関節の障害があり、その治療のために有効な方法として人工関節置換術が挙げられます。わが国では1年間に人工股関節置換術が約50,000件、人工膝関節置換術が約80,000件行われていますが、高齢化に伴って今後も手術件数は増加の一途をたどると考えられています。
 このような状況のなか、京都武田病院では京都府立医科大学大学院医学研究科運動器機能再生外科学(整形外科学教室)からの技術指導により2012年までの約6年間で人工股関節全置換術216件、人工膝関節全置換術82件の手術実績をあげてきました。
 そして2013年4月からは、前 京都府立医科大学准教授の藤岡幹浩先生を人工関節センター長として迎え入れ、ますます人工関節手術に力を入れていく体制を整えました。その結果、2014年度は人工股関節77件、人工膝関節24件と1年間の人工関節手術件数は100件を超え、急成長を遂げています。
 なお、藤岡人工関節センター長は京都府立医大運動器機能再生外科学の特任教授も併任しており、京都武田病院は京都府立医大整形外科と密接な連携を保っています。
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整形外科 外来表
休診:日・祝
診療時間
9:00〜12:00  中村 中村 担当医 藤岡 担当医 担当医
河野 小田 河野 藤原 濱口
14:00〜16:00 藤岡(第2・4)
 藤岡人工関節センター長の診察日は木曜午前および第2、4土曜日の午後ですが、初診の患者さんにつきましては他の曜日や時間帯でもできるかぎりの対応をいたします。まずはお気軽にお電話下さい(TEL:075-312-7001)。
人工関節コーディネーターが受診の日程と時間について相談させていただきます。
京都武田病院人工関節センターの特徴
ポイント@ 快適な入院生活のための設備 詳細はこちら
ポイントA 清潔な手術室 詳細はこちら
ポイントB 手術後のリハビリテーション 詳細はこちら
ポイントC 最先端コンピュータ技術の応用 詳細はこちら
ポイントD チーム医療 詳細はこちら
ポイントE 人工関節教室 詳細はこちら
術後の経過
 人工関節置換術の後、手術当日はベッドで安静にしていただきますが、背もたれを起こしたり、横向きになることはできます。両脚とも自由に動かせますし、手術を受けた膝や股関節も自在に屈伸することができます。股関節の場合は思ったより痛くなかったと言われることがほとんどです。膝関節は股関節よりは痛いことがありますが、それでも痛み止めで充分対応できるレベルです。
 低侵襲手術を行っているため翌日には術創の痛みも軽減し、全体重をかけて立つことが可能となります。体力があればゆっくり歩くこともできます。車椅子を使ってトイレに行くことができますので、点滴を含め全てのチューブ類は手術翌日に抜去します。術後2〜3日までには歩行訓練を開始し、術後4〜5日経つと歩行器で歩けるようになります。術後6〜7日で杖歩行ないし独歩を開始し、体力に応じて階段や日常生活動作の訓練を進めます。病院外の路上歩行訓練も行います。そして、問題がなければ術後10日〜3週間で歩いて退院できます。階段昇降や正座はもちろん可能ですし、自転車にも乗れます。ゴルフや社交ダンス、ウォーキングなどのスポーツやレクリエーションも楽しんでいただけます。
 ご親戚やご近所の方に術後経過があまり良くない方がいて、苦労されているのを見ているために自分自身が手術を受けることをためらっているという患者様がよくいらっしゃいます。しかし、個々の病院の技術や治療方針の違いによって、術後経過には大きな差が出るのです。京都武田病院で手術を受けられた場合、幸せを掴める可能性は飛躍的に高くなります。
適応年齢
 膝関節に関しては、60歳以下で人工関節手術を受けられる方は少ないですが、股関節では40歳台や50歳台で手術を受けられる場合はよくあります。人工関節手術を行うことで早期に社会復帰でき、治療成績も十分に高いのです。他の治療法と長所・短所を比較したうえで、人工関節手術が第一選択肢として考えられるべき時代になっています。
 痛みを放置しても、すぐに寝たきりになることや生命の危機が生じることはありません。しかし、徐々にそして確実に腰椎や隣接関節に悪影響が生じてきます。心肺機能や骨質の低下、筋委縮なども引き起こします。さらに、人生の中で最も活動性の高い大切な時期に、生活の質を明らかに落としたまま年齢を重ねるのを待つことが正しいのでしょうか? スポーツを避け、旅行に行かず、仕事を制限し、痛み止めを飲み続けることが望ましいのでしょうか?
 まずはご相談ください。受診していただければ患者さんそれぞれの病態、病期、活動性、社会状況などを考慮し、最も適切な治療法を提示いたします。早期に手術を受けた方が良いのか、待機しても大丈夫なのかを判断するための大切な出会いをお待ちしたいと京都武田病院人工関節センターでは想っています。
人工関節に関する情報
 人工関節に関する一般的な情報は下記のサイトでも読むことができますのでクリックして下さい。なお、これらのサイトでは一般論としての情報が記載されているため、細かい点については当院と方針が異なることがあります。よくある質問については「質問・回答コーナー」にまとめました。
関節の痛みや変形に悩んでいる方に向けた人工関節治療専門情報サイトです。
主要な人工関節メーカーのサイトです。これらのメーカーは人工関節の製造・輸入・販売を通じて、関節疾患で悩んでいる方をサポートしています。
Stryker Japan K.K. ジンマー株式会社 人工関節って何?
京都武田病院人工関節センターへのお問い合わせ・ご予約は
TEL:075−312−7001(9:00〜17:00 日・祝除く)
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