- 透析ベッド全台モニターテレビ完備です。
- 透析ベッドは電動ベッドを御用意しています。
- 透析室30床、個室透析を2台完備。
- 広い待合室と1人1つのロッカーをご使用いただけます。
- 急変、通院困難などの場合は迅速に対応いたします。
- シャント作成、シャントトラブル(ステント挿入、PTAなど)に対応します。
合併症の対診、循環器科・糖尿病科・整形外科・神経内科・脳神経科等を受診していただけます。 - 急性期医療からの社会復帰、在宅復帰の治療手段として、総合リハビリテーション科、回復期リハビリテーション病棟を設置しています。
- 患者様のストレスを軽減しリラックスして透析を受けて頂くため、アロマを使用しています。
透析時間について
[ 月~土 ]
1クール … 8:30~12:30
2クール … 14:00~18:00
夜間透析はじめました。 [ 月・水・金 ] 3クール … 18:00~22:00
ようこそ京都へ
京都は古き良き文化が残っており四季折々の風景を楽しんで頂けます。
当院は、京都の中心部に位置しており交通に便利な場所にあります。
京都にお越しの際は、ぜひ、御利用ください。
おこしやす、京都。
お申込み手順
- ① まずはお電話にてご連絡ください
075-312-7097(地域連携直通) 受付時間 9:00~17:00(日・祝除く)
お名前・生年月日・電話番号・希望透析日・クール・現在透析を行っている施設名を確認させていただきます。 - ② 受け入れ可能であるかどうかを折り返し連絡します
※ 当日を迎える1週間までに診療情報・血液透析記録をFAX(075-312-6084)してください。
当日ご用意いただくもの
- 各種保険証
- 身体障害者手帳
- 紹介状
- 透析経過記録表(3回分程度)
- イヤホン(必要な方)
- 止血ベルト(必要な方)
- パジャマ(透析時の衣服)
透析医療費のお支払い
- 健康保険証の負担割合分をお支払いいただきます。
- 特定疾病療養受領証をお持ちの方は、自己負担額の上限(1万円または2万円)までのお支払いとなります。(各医療機関ごとに自己負担額が発生しますので、普段透析を受けられている施設にも自己負担分をお支払いいただきます。)
- 障害者助成を受けられている方は、市町村で決められた所定用紙や領収証を提出することにより後日自己負担分が還付されます。
- 自立支援医療は指定病院のみでしかご使用になれませんので、旅行前に各市町村へ旅行先病院への一時指定が可能かお問い合わせください。
海外の方へご案内(下記のバナーをクリックしてください)
大量液置換による効率的な中~大分子量の溶質除去を目的とした透析療法です
現在、長期血液透析施行に伴い、ダイアライザーなどの非生体物質と血液の接触による補体活性化、炎症性サイトカインの産生、また酸化ストレスによるAGEsの生成などによる慢性炎症状態の持続、β2ミクログロブリン蓄積が合併症の誘因として示唆され課題となっています。
具体的症状としては、動脈硬化の進行、栄養指標の低下、皮膚掻痒感、皮膚乾燥感、イライラ、不眠、むずむず脚症候群、透析アミロイド症による骨関節障害などが挙げられます。
これらの治療改善、予防を目的とした血液透析方法がOn-line HDF療法です。
従来の血液透析(HD)の行程、①~②の部分では血液ポンプで患者側より脱血を行い血液濾過器にて拡散の原理により小分子量物質の溶質除去、電解質・酸塩基平衡の補正、また濾過の原理で過剰水分の除去を行います。
Online-HDFではこのHDの行程に③~④の部分を加え、血液濾過器の外側を流れる透析液側から透析液を輸液注入ポンプにより100~300mL/minの流量で、血液回路に直接還流、補充を行い除水制御機構により除去することで、24~48L/4hと非常に効率的な中~大分子量物質の溶質除去を行える透析方法となっています。
直接透析液を血液に補充する治療方法であるため、透析液の清浄度を担保することが必須条件となります。今後も前述の透析液清浄化の取り組みを進めOn-line HDFを希望される方に広く安全に実施できるよう努めて参りたいと考えております。
より緩除な体液変化、疼痛軽減、愁訴改善を目的とした透析療法です
従来の血液透析療法(HD)では治療後半になると過度な除水により末梢循環障害の状態に陥り、しばしば、急激な体液量の減少に伴う血圧低下を招くことがあります。
この末梢循環障害により治療中に生じる関節痛、皮膚掻痒感、イライラ感などの愁訴を軽減、もしくは無くすことを目的とした治療方法がI-HDF療法です。
仕組みは、当院で2012年5月より導入したJMS社製全自動透析装置(GC-110N)で透析を行う4時間の内、30分おきに100~300mLの補液を行い、過剰水分の除水量に加えた形で透析時間内に除水を行うというものです。
この補液と除水を繰り返す方法によりHDで施行される均等な除水と比較して循環血液量の減少を緩やかにし、末梢循環の維持が可能となりました。
この他、間歇的に補液の物質交換が促進され、効率良く組織間液中の老廃物除去を行えることなどが挙げられます。
今後、我々は患者様一人ひとり適正血液透析を実施できる様に間歇補液条件確立に取り組んで参りたいと考えております。
在宅血液透析とは、病院から透析装置を借りて、自宅で、自分あるいは家族に針を挿入してもらい、血液透析を行います。透析施設に通院することなく、自分の生活リズムに合わせて透析が行えます。
いつ行うかは、あなた次第です。透析時間も回数も制限はありません。除去率の高い長時間かつ回数の多い透析では、体調も良くなり活動的になっていくでしょう。これこそ個別対応の醍醐味といえます。
世界ではすでに長い歴史と実績がありますが、日本でも技術と研究が進んでいます。高い治療効果と安全性が確認されており、寿命、透析効率、社会復帰率、無事故率・・・在宅患者は多くの面でトップレベルの治療成績を誇っているのです。
当院では2005年よりHHDの普及に向けて教育や管理の体制を整えております。
CAPDとは
- Continuous
- = 連続
- Ambulatory
- = 歩行可・携帯・携行(バッグ交換時以外には自由に活動できます)
- Peritoneal
- = 腹膜(内臓を包み、支えるための腹状の組織層です)
- Dialysis
- = 透析(血液中の老廃物や余分な水分を取り除く治療法です)
という、単語の頭文字をとった略称です。
腹膜と腹腔を使って体内で透析を行います。医師の指導に基づき1日4~5回のバッグ交換を自分で行い、24時間連続的に透析を行う為、血液透析に比べ、体への負担が少なく、残存腎機能(尿)を長時間保つことが可能とされています。
自分の生活リズムに合わせたバッグ交換時間を調整できますので、自己管理がきちんとできれば身体的にも社会的にも利点を生かせます。
当センターでは通常の血液透析(HD)に加え、血液濾過透析(on-line HDF, off-line HDF)及び間歇補液血液濾過療法(i-HDF)を積極的に行っています。
これらの透析療法を行うにあたっては大量の透析液が必要となり、また透析液の一部は置換液として直接血液と接触することから、透析液の浄化は最重要事項として当院では以前から透析液の清浄化に取り組んできました。
透析液の水質浄化に徹底して取り組み、定期的な透析液のサンプリングを行い関連学会で提唱されている透析液水質基準を達成、維持しております。
安心安全な血液浄化療法を提供できるよう武田敏也病院長兼血液透析センター長のもと医師をはじめ臨床工学士、看護師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーが一丸となったチーム体制で透析治療にあたっています。