糖尿病センター

糖尿病センターについて

糖尿病患者は近年増加し、予備群を含めると2,200万人を超えるまでになりました。糖尿病については、失明、透析や足切断などの合併症の恐ろしさが、マスコミなどで強調されていますが、早期に発見して治療を開始すれば決して怖い病気ではありません。

しかし早期には症状が出ないことが多く、このことが治療が遅れてしまう原因の一つとなっています。そのため健康診断などで高血糖や尿糖を指摘された方は、糖尿病の検査を受けることが推奨されます。

特に、成人に多く、日本の糖尿病の9割以上を占める2型糖尿病の場合、食事療法・運動療法などにより著明な改善も期待できます。
受診イコール飲み薬やインスリン注射とは必ずしもならないですし、また合併症と無縁で一生過ごされる患者様も多くいらっしゃいますので、早期の受診が重要です。

当院では以前より糖尿病専門外来を行って参りましたが、新たに2015年1月に糖尿病センターを開設し、地域の糖尿病診療にさらに貢献すべく体制を一新致しました。現在日本糖尿病学会専門医と糖尿病療養指導士資格を有する多数のスタッフが糖尿病について、食事療法やお薬による血糖値のコントロールから、眼科による眼底検査等の合併症の検査・治療など専門的な糖尿病診療を幅広く行っています。

その一環として糖尿病の治療、合併症の検査を行いながら治療食を実際に体験し知識を得ることができる2週間程度の糖尿病教育入院などを行っています。

また、若い方に多い1型糖尿病の患者様で、専門的な治療を希望される患者様も、ご相談ください。
さらに糖尿病腎症については、当院の腎臓内科と連携して診療していますので、早期の患者様から、進行して透析などの治療が必要な患者様まで対応できます。
糖尿病だけでなく、肥満・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・脂肪肝などの生活習慣病一般の診療も行っています。
なお、糖尿病教室を毎月1回(第3土曜日)の昼食時に院内で開催しております。
参加に関しましてはお問い合わせください。

お問い合わせ先電話番号 075-312-7001 

京都武田病院 監事
武田 智美

  • 日本糖尿病学会専門医
  • 日本透析医学会専門医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本医師会認定産業医

外来診療表

糖尿病外来 (受付時間 8時30分~ 診療時間 9時~12時)

午前
糖尿病内科 南部拓央 武田智美 南部拓央 武田智美 南部拓央 南部拓央
(第1.2.4)
武田智美(第3)


甲状腺外来 (診療時間 14時~15時)

午後
南部拓央 - - - - -
  • 甲状腺エコー
  • 甲状腺吸引細胞診

(糖尿病外来・甲状腺外来は、病院北側:七条武田クリニックにお越し下さい。)