ポイント 3 回復期リハビリテーション

ポイント 3 回復期リハビリテーション

集中的なリハビリテーションを提供するために、回復期リハビリテーション病棟 5階30床・6階30床に対して理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を各階17名ずつ配置し、チーム体制で治療を行っています。

当院の回復期リハビリテーション病棟では日曜・祝祭日も休みなしで週に7日間のリハビリテーションを1日最大3時間提供します。チーム全員が個々の患者様を把握できるよう密に連携を取っています。

  • 回復期リハビリテーション病棟の様子
  • 回復期リハビリテーション病棟の様子

入棟時合同評価

回復期リハビリテーション病棟へ入棟していただいたときに、担当チームスタッフが疾患の状況や運動動作を確認し、環境調査も行って詳しい治療スケジュールを決定します。

ショートミーティング

入棟から2週間毎にチームスタッフが集まってミーティングを行い、患者様の状態や能力を再評価してリハビリテーションの方針を再設定していきます。
治療目標や治療予定を患者様と常に共有できるように、リハケアコミュニケーションボードを作成してベッドサイドに設置しています。

リハビリテーションカンファレンス

毎月1回、リハビリテーション実施計画書を作成し、医師やチームスタッフ同席のもとに患者様およびご家族様に説明する機会を設けるようにしています。

福祉用具の選定

患者様一人一人に合った車椅子や歩行補助具を提供するために、必要に応じて適切な用具のレンタルをお勧めし、安全で快適なリハビリ テーションができるようにしています。

外出訓練

家屋調査書を作成して在宅環境を把握させていただきます。そしてまずは院内で自宅を想定した訓練を充分に実施したうえで、リハビリスタッフが同行して自宅まで外出して退院後の在宅生活が可能かどうかチェックします。